しんどいは方言ですか?意味や使い方は?

しんどいという言葉は今や全国どこでも知られる言葉の一つになっていますが、その意味や由来(語源)はどのようなものなのでしょうか?個人的な観察としては「しんどい」という言葉は便利で幅の広い言葉だと思いますが、それははどうしてだと思いますか?




しんどいの意味とは

意味としては

くたびれた様子
疲れている

という説明になるでしょう。
テレビでもよく聞く言葉の一つになっているので、意味もだいたいこのような意味として定着していますね。

ただだからといって普段良く使われているのか?というとそれは出身地によって異なるようです。

Sponsored Links



しんどいは方言なのか

辞書などを調べる「しんどい」は京阪神地方で使われる言葉であるという説明をよく目にすると思います。ですから「しんどい」は方言だということですね。

近い親戚にあたる言葉「せんどした」
関西において「しんどい」という言葉に近いものとして「疲れたなぁ」ではなく「せんどしたなぁ」といわれることがありました。

「せんど」つまり「千度」です。漢字で書くとニュアンスがまったく伝わらないかもしれませんね。

「しっかりがんばった」とか「よく働いた」ということで「千度」という回数を表現した言葉を使ったのかもしれませんね。千本ノック的な発想なのでしょうか?

では一方の「しんどい」はどのように伝わってきたのか?という疑問がわきますよね

Sponsored Links



語源として知られていること

上記の意味を持つ「シンド」という名詞が形容詞化したものといわれています。

その「シンド」ですが、これは元をたどれば「シンロ」で、漢語の辛労や心労から来ているのです。

「疲れ」「心労」という言葉と「しんどい」というイメージは似ているところがあるのでわかりやすい流れではありますね。

日常に溶け込んだ言葉

意味としては「あーしんどい」をその意味である「疲れた」を使って「あー疲れた」と置き換えることもできるはずですが、ニュアンスがなんとなく違うところがあります。

「疲れた」「くたびれた」で置き換えられるはずですが、しんどいというのは、「くたびれた」という「つかれきった」という体の弱りだけでなく、気持ちの面で「やる気を失ってしまった」ような要素が加わっている言葉のような気がしますね。

職場でもよく聞かれる言葉
職場のいろいろなストレスでおもわず「しんどい」と漏らした経験はないですか?

働きやすい職場環境ならばまだしんどさも軽減されると思いますが

できれば就職や転職の前に希望している会社がしんどくない職場ならば助かりますね

挨拶なのか?
会話の中で「なんかしんどくない?」「しんどいな」と使うぐらい日常のあいさつにも使われていて、今や意味があってないくらいの幅広い言葉になっているように感じますね。

国語的には意味があって確立されている言葉ではあると思いますが、使われ方としては微妙で幅広い言葉になっているように感じますね。

Sponsored Links



しんどいのこぼれ話

グロッキー」と「バタンキュー」この言葉を知っていますか?「しんどい」という言葉とセットで関西のおばあちゃんが良く使っていた記憶がありますね。

よくがんばった後で「しんどいわ」もう「グロッキーや」「バタンキューやで」という具合です。しんどいの3段活用的な使い方ですね。

グロッキー」ひどい疲労感でぐったりするという意味で実にストレートですね。英語のgroggyから来ている言葉ですね。つまり外来語というわけです。  ふらふらの状態ということですが、ふつうに会話で使っているところを見ると、大げさな自分の感情を表現する「しんどい」よりさらに「しんどい」という表現のような印象ですね。いわゆるある一定の年齢以上の人しか使わない「死語」かも知れませんね

バタンキュー」は文字通り「バタンと倒れ」「キューと音がなる」という一連の倒れたときの動作を表現した言葉ですね。昭和の漫才師がよく使っていたことで広まったという説もあります

こうした背景があって「しんどいわ」もう「グロッキーや」「バタンキューやで」というのは自分の体の状態がいかに大変かをアピールする一連の言葉のようにして使う関西の年配の方が時々いるのです。

Sponsored Links



しんどいとは

「しんどい」という言葉が日常に溶け込んでいる以上その意味を理解して使うというより、その場その場の雰囲気や感情に合わせて使っている言葉になっていますね。

ですから辛そうな表情や口調で、搾り出すかのようにしんどいというとこの言葉は重くなりますが、軽やかに「なんかしんどくない?」と使われると言葉の背後にある気持ちも軽い「しんどさ」程度にとどまるように感じますね。

幅が広い言葉なので便利な言葉なのかもしれません。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする